痛みを取った後は自信をつけさす
私の施術は、押したり、ボキバキしなくて
刺激がほんとに少ないので、
患者さんの症状(たとえば肩こり・腰痛)が取れても
患者さんによっては、
「ほんとに取れてるのかな?」
「大丈夫なのかな???」
と疑問に思われることがあるんです。
痛みやこりが取れていても
満足感が少ないために
不安、あるいは疑問がのこってしまうんですね(笑)
「ここがこうなって、こうなっていたから痛かったんですよ、だからそれを改善しました。なので今痛みが無くなってるんですよ。」
と患者さんに説明し、
理解してもらっても
それは患者さんの頭の中での理解だけで
あってカラダで理解したことにはならないことが多い。
(もちろん頭とカラダで理解できることにこしたことはないが。)
なので、一番早いのが
その場でいろいろカラダを動かして自分で確認してもらうようにしている。
たとえば
腰が痛い患者さんだったら、
大胆にも腰をぐねぐねおもいっきり動かしてもらって大丈夫かどうか
肩がこっている患者さんだったら、
腕をぐるぐる回してもらって大丈夫かどうか
膝が痛い患者さんだったら
膝に体重をかけてみても大丈夫かどうか
患者さん自身に、実際に動かして
痛みがでていない→「あっ!大丈夫だ!!」
ということを体験してカラダで感じてもらう。
特に今まで痛みが強くて
動けなかったヒトは
動かすことに対して
恐怖心が強く残っているケースが多くある
そういった患者さんは
痛みがない状態にして
とりあえず、動かして、動かして
『痛みがでない→動いても大丈夫』
という繋がりをカラダで覚え込ませて
自身をつけさせてあげないといけない気がする。
恐怖心が残っていると、どうしてもその恐怖心のせいで
痛みが出ないようにかばった動きしかできない。
かばった動きはまた痛みをだして動けなくしてしまう。
痛みを取った後は、恐怖心をとって
動かしても大丈夫
という自身をつけさしてあげることも
重要だなと思う。
そのほうが言葉で納得してもらうよりも
満足感が大きい。
カラダが納得すると、勝手に頭も納得する。
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治療とか
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