不妊治療助成42歳制限
つい先日決定しましたね。
執行は2016年度から
そもそも、何故この案が執行されるようになったのか?
●助成金が2004年は1万8000件の利用だったのが、2012年は13万5000件に激増
●これにかかる助成費用は約200億円
●妊娠率は年齢が高まるについて低下し、39歳で10%、43歳で2%、45歳で1%
数字だけを見れば納得してしまいそうなデータですが
データがものを言うとは言い難い
社会性もあるでしょうし、難しい問題です。
体力的にも医学的にも、なるべく若い時期の出産が好ましいのは、言うまでもないでしょう。
今回の助成見直しは
「予算削減の意図によるものではなく、43歳以上の女性に不妊治療をするなということではない」
と説明しているようだが、
常識的に見れば予算削減以外のなにものでもない。
2004年から2012年までで助成金が増えてきた理由としては
一昔前まで、「コウノトリさんに縁がなかった」と諦めていたかもしれませんが、
今はかなりの確率で医学技術の進歩で人工的に妊娠させることが可能になっているのがわかっている。
そこで「私だってわが子が欲しい」という気持ちになるということなのでしょう。
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つれづれ
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