2020年選抜から『球数制限』実施決定!
ついに球数制限の規定が実施されることが決定しました。
「1週間で500球以内」
各チームが準備する期間を設けるため3年間は罰則のない試行期間としました。
高校野球は1試合で投げる球数は150球以内くらいですから、
一週間で3試合(中2日)投げても450球
決定した制限の500球には満たしません。
実際にここ数年の甲子園で1週間に1人当たり500球以内という球数制限を超える球数を投げたピッチャーはほとんどおらず、
球数制限の規定ができたものの、『多く投げたらいけませんよ〜〜』くらいの決まりにしかなっていないのが今回の決まり。
おいおい500球の制限が少なくなっていくようなことはあるような気がしますが、あくまで第一段階ということでしょう。
去年夏の甲子園では秋田の金足農業の吉田輝星投手が。6試合で881球を投げ、2回戦からの1週間で592球にのぼりました。しかし、最近は複数の投手を育成するチームが増えていることからタイブレークが導入された去年以降、春と夏の甲子園で今回の制限を超えたピッチャーは吉田投手だけです。
しかし公立高校などのチームにはそんなに主力になる投手がいるわけではないので、これから数年の間に投手を多く育成する必要が出てきますね。
-
つれづれ
関連記事