みなと整体日記

高槻のみなと整体院の日記です。

イチロー、40歳にして惑わず ヤンキースでの決意

   

13日の日経のイチローの記事に感動。

備忘録も兼ねて投稿!プロフェッショナル意識の高さについてーーーーーーー
「努力をすれば報われると本人が思っているとしたら残念だ。それは自分以外の第三者が思うこと。もっと言うなら本人が努力だと認識しているような努力ではなく、第三者が見ていると努力に見えるが本人にとっては全くそうではない、という状態になくてはならないのではないか」

がんばっています!と思い込んでるうちは自己陶酔なのかもしれない。

夢中に楽しんでいる状態が
周囲から見たら「努力」

これ見て感動ではなく、共感できるよう。

その他のインタビューはこれ

後半のインタビューにあるように
言葉とは

『何を言うか』ではなく『誰が言うか』

につきるとは、納得できる気がします。

ヤンキースについてーーーーーー
「『何かのために』は聞こえは良い。でも時に思い上がっているようにも思える。
人間関係においても言えることだが、
誰かの『ために』やろうとすると厄介な問題になることがある。
しかし、誰かを『思い』何かをすることには、見返りを求めることもなく、
そこに愛情が存在しているから不幸な結果になることが少ないように思う。
昨年の3カ月だけだったが、ヤンキースは『思い』を強く持たせてくれた組織だった」

プロフェッショナルについてーーーーー
「子供の時の感覚で楽しくて好きでいたいのならプロになるべきではないだろう。
もちろん、違う種類の楽しみややりがいはたくさん生まれるが、
プロの世界では楽しい時など瞬間にすぎない。ほとんどはストレスを抱えた時間だ。
しかしその『瞬間』のために、ありったけのエネルギーを費やしていく。
その中で、人間構築をしていかなくてはならないと考えている」

言葉についてーーーーーー
「今はまだ色紙に一言と言われても書けない。
大切にする姿勢や哲学はあるが胸を張って一言残せるほどの自分ではない。
偉人の言葉を引用する年配の方がいるがあれはダサいと思う。
拙い表現でも将来自分の言葉で伝えられたらなと思う。
しかし結局、言葉とは『何を言うか』ではなく『誰が言うか』に尽きる。
その『誰が』に値する生き方をしたい」

高いモチベーションや壁についてーーーーーー
「僕はずっとエネルギーを注いできたものに携わっている。
最も大変なことは自分が好きでもないことをやらされて、
それを好きになれと言われ、結果を求められることではないか。
それで壁を感じているならばすばらしい。
壁が出てきたということはそこに全力で向かっていく気持ちが存在し、
さらに労力を費やしてきた証しだと思う」

レギュラーシーズンだけでも日米通算で1万2000回以上もバッターボックスに入った中で
「思い出したくない」という打席……
2009年の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝、対韓国戦。
延長十回2死二、三塁で不振が続いていたイチローが立った打席についてーーーーーー
「敬遠ならどんなに楽だろうと思った。そんなふうに思ったことは初めてだ。
この打席で結果を出せなければ、今までの僕は全て消される、と思った。
恐怖に震え上がっていた。
今後、どんな場面があろうともあの打席以上はないのでは、と想像している。
野球をやりながら『命を削る』という意味を初めて知った瞬間だった」

 - つれづれ

  関連記事