みなと整体日記

高槻のみなと整体院の日記です。

左の肩のきつい痛み”狭心症”について

   


胸の圧迫感、左の肩のきつい痛み、動機が少々
と気になった症状をお持ちの方がこられたので。

・安静時狭心症
 安静時には血液の流れもスムーズで十分にもかかわらず、冠動脈自体がけいれんして収縮し、心筋への血液が不足して発作が現れる場合がある(異型狭心症)。特に深夜から明け方の睡眠中の一定時刻に発作を起こすことが多い

・労作性狭心症
歩いたり、階段の昇降などの身体を動かす動作や、ストレスや精神的な興奮が誘因となり
動脈硬化によって冠動脈に狭窄があり、その程度が強いと、ちょっとの運動で、程度が軽くても、激しい運動をすると心筋への酸素が不足してしまい、症状が現れる。

・痛み方
胸の締め付け感、胸の奥の痛み、胸が焼け付くような感じなど、多くは胸の症状。
その他にも、胃の近辺の痛みや背中痛、喉の痛みや歯の浮き、左肩から腕にかけてしびれたり痛みがある。

・検査
心電図
冠動脈造影検査
運動負荷心筋シンチグラム

・治療法

①薬物療法
使用する薬剤には、血管を拡張させ血液の流れをスムーズにするニトログリセリンなどの硝酸薬
心拍数の上昇を抑え心筋が必要とする酸素量を少なくするβ遮断薬
血管の収縮を防ぎ冠動脈のれん縮を解消するカルシウム拮抗薬

②外科的治療法
薬物療法で改善が得られない場合に選択され、冠動脈形成術(PTCA)と冠動脈バイパス手術(CABG)

 - 自分の勉強ごと

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