家事や育児のとき・・・ お孫さんの面倒をみているとき・・・ デスクワークでパソコンとの格闘していると・・・ さまざまな原因で頭痛はおこります。 ひとことに【頭痛】といってもいくつかの種類にわけれますので、まずは自分がどのタイプの頭痛なのか知っておきましょう。 ◎タイプ1 緊張型頭痛 1.目が疲れてくると何かで頭をきつく締めつけられているようになる 2.デスクワークを続けていると頭に何か重いものをかぶせられているよう
3.肩がこると頭痛もしてくる
【頭痛がする→ワタシは片頭痛もち】 という風に思っている方が多いのですが、実は頭痛にもっとも多いのがこのタイプ1の緊張型頭痛です。 緊張型頭痛は肩のコリと深い関係があります。 また、 ストレスを感じやすい人、 頭痛が慢性化していて、 それを抑えるために鎮痛剤を乱用している人、 なども、この緊張型頭痛になりやすいですね。 ◎【対策☆緊張型頭痛の人】 首・肩の血液の流れが悪くなって頭痛がでます(血流障害)。 パソコンのしすぎで肩がパンパンに…当然血液の流れが悪くなってます。 まずはお風呂にゆっくり入って血液の流れをよくしましょう。 ずっと同じ姿勢でパソコンと格闘せずに、30分パソコンと格闘したら少し肩を動かしたり、首をゆっくり回したりしてカラダの緊張をほぐしてあげましょう。 目の疲れも頭痛の原因ですので、遠くをボーーーっと眺めたり、自然のもの、木や雲、空などを見て目を休めてください。目がスッキリすると頭もスッキリします。 またマクラの高さがあっていないことで、肩がこり、頭痛が出るヒトも多くいらっしゃいますので、マクラ選びのポイントをまとめておきます。 ◎マクラ選びのポイント ヒトそれぞれカラダの形があり、あまりに個人差が大きいため、 基本的に、この枕でないといけない!というものはないんです。 バスタオル2つ折りや、3つ折りにして、【気持ちのいい高さ】に調整して、ぐっすり眠れる枕が一番です。 わたしもマクラはバスタオルを2つおりにして寝ています。 とてもぐっすり眠れます(笑) 低反発のようなマクラは経験上おすすめしません(個人的解釈)。 臨床上、寝違いをおこされる方、肩こりが悪化する方が多いです。 ◎タイプ2 偏頭痛 1.かなり激しく「ズキンズキン」「ガンガン」と脈を打つようなもので痛む。 2.めまいや嘔吐、耳鳴りといった症状も現れることがあります
3.片方のこめかみだけでなく、両側感じることもあります。
4.朝起きたとき感じることが多い
女性に多く見られる頭痛→偏頭痛です。 チョコレートや赤ワイン、かんきつ類を食べた後や、生理前や生理中、空腹やストレスによって引き起こされると言われています。 また、緊張型頭痛はお風呂に入ると和らぎますが、逆にお風呂に入ると痛くなるのが偏頭痛です。 ◎ 【対策☆偏頭痛の人】 安静や睡眠によってある程度軽減させることができます。 しかし、ここでポイントはこの睡眠の質!!! 「睡眠は量より質」と言われていますが、ここでも同じことが言えます。 日頃の睡眠不足を取り戻そうとて、休日に寝すぎたりすると、生活のリズムが狂うだけではなく、起きたときに片頭痛を引き起こしてしまいます。 生活のリズムの問題だけでなく、片頭痛にならないためにも規則正しい生活は重要ですね。 片頭痛を感じた場合は、痛むところをかるく冷やし、痛みが治まるまで暗い静かな部屋で横になったりイスに腰掛けてゆっくりしましょう。 ここでまた頭痛を理由に眠りについてしまうと、起きたときにまた再発なんてことになりかねないので注意してくださいね。 ◎タイプ3 くも膜下出血や脳腫瘍などによる頭痛 1.後頭部に、何の前ぶれもなく突然起こる激しい頭痛 2.その痛みは、バットで殴られたような激しい感じがします
3.今までに経験したことがないような痛み
上の2つの頭痛(緊張性頭痛・偏頭痛)とは違い、大変危険な状態の頭痛です。 整体施術の守備範囲ではありません!! また、ご自身でナニかできるレベルではありません!! 一刻も早く、病院へ行き適切な処置を受けることをお奨めします。 |